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ごあいさつ

 

 

理事長 瀧上 茂 ごあいさつ

当院は昭和44年、整形外科単科の病院として開院しました。その後、豊後高田市および宇佐市の近隣地域の医療を担うべく、関係大学の支援のもとで診療科の増設をはかり、現在に至っております。  
この間、平成14年に新生会 高田中央病院と病院名が改名され、更に急性期~慢性期の医療の提供と共に、介護、福祉施設やサテライトクリニックを設置、地域の医療・介護・福祉、保健事業への一翼を担ってきました。  

平成26年、国は2025年問題へ向け「医療・介護・総合確保推進法」を制定しましたが、当地域においても、効率的かつ質の高い医療提供体制を構築する為の地域医療計画の策定、および包括ケアシステムの構築が急がれています。その中で、新生会 高田中央病院は、地域医師会、市行政等との連携を更に深め、その達成に向け自身の役割を果たせるよう精進して参ります。

我々は、常に、全人的医療を自覚し、その主体は、患者様にあるという認識を持ち続け、今後も「心のかよう病院を目指して」、更に良質な医療・介護・福祉の提供を職員一丸となって行って参ります。皆様におかれましても、これまでにも増して、多くの御指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

理事長 瀧上 茂

総院長 小田 孝明 ごあいさつ

私が、平成9年に高田中央病院に就職して早十数年が経過しようとしています。 この間に、高田中央病院を取り巻く環境は大きく変わりました。患者様の年齢が高齢化しただけでなく、医療従事者も高齢化してきています。 その中にあり、我々は、「地域に根差し、地域の人たちと心の触れ合える病院を目指す」という理念の下、地域医療に取り組んできました。

地域医療を担うためには、経営効率を上げるために専門分野に特化するということをせずに、救急から介護まで、幅広い分野で地域の要求にこたえる必要があります。
日本は今、少子高齢化・人口減少という問題に直面していますが、当地域はその最前線にあり、誰も経験したことのない状況へと向かっています。 国策として、介護のための人材を海外に求めたり、移民も検討されている状況です。

このような環境の中にあり、我々の病院の役割は、地域医療の在り方を創造していくことだと思っています。 今後とも、職員全体が心をひとつにして、地域の方々の期待に沿えるように、努力して参ります。

総院長 小田 孝明

院長 阿部 航 ごあいさつ

このたび、令和3年4月1日付けで、高田中央病院院長として着任いたしました阿部 航と申します。これまで大分大学医学部附属病院 総合内科・総合診療科で「こころとからだ」の両面から総合的に患者さんの診療を行ってきました。また並行して医学部附属地域医療学センターで「診断学と地域医療」について学生教育を行ってきました。ここ豊後高田市においても毎年、医学部・地域医療実習を受け入れてくださり大変お世話になりました。実習を通して地域の中核病院として、その地域で暮らしている方々の健康を守る役割と責任を感じ、また患者・家族と近い関係性の中で医療を行う経験とを学生と共にさせていただき、大変勉強になりました。これからは私が地域のみなさんに恩返しをする番だと思っています。

私の担当は総合診療・心療内科・呼吸器内科です。食欲不振、不眠、頭痛、動悸などの一般的な症状のなかに、うつ病や不安障害、パニック障害が隠れていることがあります。これらの病気は採血やレントゲンではわかりません。お話をきいて、薬の効果を判断しながら経過をみていく必要があります。また薬も多くの種類があるので、患者さんひとりひとりに合った適切な薬を探す手間と時間もかかります。風邪や切り傷とは異なり完治するまでの道のりも長く、簡単なことではありませんが、みなさんが少しでも安心できるよう、お手伝いが出来ればと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。

院長 阿部 航

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